みなさま、こんにちは。
スターゲイザーともうします。
三回目の日記となります。
今回は日頃うっすら考えていたものの上手くまとまらない話を適当にします。
みなさまはトップガンという映画のテーマ曲であるDanger Zoneをご存じでしょうか。
私は飛行機が滑走路上を加速して離陸するときの速度感や振動が好きで、ついつい脳内でDanger Zoneが流れてしまいます。
多分、なんというか、どんどん加速していく感覚が好きなのだと思います。
そんな私ですがかつて自分にこの感覚を覚えたことがありました。
それは学生時代、部活でやっていたアーチェリーの試合中のことです。
試合に熱が入ると、何かに急かされるような
「もっと……もっと……まだいける……!」
という感情が湧き上がってくることがありました。
そうすると次に、体の動きがスムーズになり、矢を放った瞬間、矢が刺さる前にどこに刺さるかわかるくらい意識がクリアになり、心と体が互いに追いつき追い越すようなそんな感覚に入りました。
冷静に考ればアドレナリンが出て集中出来ていただけだと思うのです。
ただ元々競争心が強いタイプでもなく、基本インドア派なので、この感情と肉体が伴って集中できるような感覚に入る機会は、もしかしたら学生時代の数えるほどの試合中が人生で最後だったのかもと思います。
※この日記を書くにあたり、10年以上ケースに入れっぱなしだったのを掘り返しました。いろいろ錆びついているかと思いきや表面的には大丈夫だったのですが、弦は劣化がヤバかったので張ってないです。
あの時の全能感のような感覚がとても好きだったので、飛行機が離陸するときの背中を押されて重力から切り離され自由になるような感覚が少し似ていて、つい重ねて好きなのかもしれません。
社会人になってからは、特に大きなイベントもなく、それなりに評価されたりされなかったり、たまに冷や汗をかくことはあれど、試合で感じた自分に対するある種の焦りのような「もっと……」という感情をほとんど覚えることなくやってこれました。
ついには自分ひとりではなく、下のメンバーをもみる立場となり、それどころではなくなります。
ただ最近は好きなVtuberを見ているときに、勝手ながらこの方なら「もっといける……!」と、自分に抱けなくなった期待などをささやかながら預けるような、そんな風に考えてしまうことがあります。
とはいえ、そこは自分の中で完結することではなく、また、勝手な期待は誰も幸せにならないと知っているので都度ブレーキを踏むようにしています。
またいつか自分でスポーツや何か他の活動をすれば、そんな感情を自分に抱くことができるのか、それとももうあんまり残っていないのか……
きれいにオチがつきそうにないので、この話はこのあたりでおしまいにしたいと思います。